2025年9月5日 富士山静岡空港浸水事件まとめ
2025年9月5日の台風15号による大雨の影響で、富士山静岡空港のP5駐車場が冠水。50台以上の乗用車が浸水しました。この日は、13時までの1時間で100ミリ以上の観測史上1位の大雨。
富士山静岡空港のP5駐車場は、ターミナルに近い有料駐車場でしたが、この場所のみ浸水。山の上にある空港での浸水事件の発生の詳細を調べてみました。
2025年9月5日台風15の大雨で浸水
2025年9月5日(金曜日)11時ごろから台風の接近に伴う大雨が発生。東海道新幹線でも、10:30ごろから、豊橋・三河安城駅間、静岡・浜松駅間で断続的に運転見合わせが発生。
富士山静岡空港周辺でもかなりの大雨が降っていたようです。気象庁のデータでは、静岡空港で13時台に94.5mm、14時台に27mmの降水量が観測されています。
Xの投稿では、P5駐車場での大規模な水没「湖の発生」が報告されています。
【台風15号】駐車場が浸水した富士山静岡空港(読者提供) pic.twitter.com/U27JqWY5Pj
— 静岡新聞DIGITAL(編集部からおすすめ記事をお届けします) (@shizushin) September 5, 2025
乗用車のボンネットまで水没するぐらいなので、50cm以上冠水していた模様です。駐車場の構造に問題があるように見えました。
富士山静岡空港は標高210mの山の上
今回大規模な浸水事件が発生した、富士山静岡空港はそもそも山の上に作られている空港です。静岡空港は、島田市と牧之原市の山間部に設置されています。標高は210m。空港の真下には、東海道新幹線が通っています。
富士山静岡空港は、山の上にあるため、交通アクセスがかなり悪いです。国内の空港の中でも、アクセスの悪い空港に分類されるようで、広島空港と同レベルぐらいみたいですね。静岡市内からも、浜松市内からも遠く、高速道路のインターからも離れたところにあります。
空港バスの所要時間を見てみると、静岡駅から富士山静岡空港までが約50分、JRで一番近い「金谷駅」からは13分の場所です。利用者の多くが車で来ることは容易に想像できる場所にあります。
浸水した駐車場の位置関係
今回浸水したP5駐車場は、富士山静岡空港の駐車場の中でも、空港ターミナルに近い場所にあります。静岡空港の駐車場は、P1からP5まであります。P1とP5が有料で、60分100円、一日最大500円です。最初の60分は無料。
ターミナルに近い場所に止めたいというのはよくわかります。無料のP2、P3、P4駐車場からは徒歩10分程度かかることを考えると仕方がないのかもしれませんね。
出典:駐車場・駐輪場のご案内
P5駐車場は、空港ターミナルビルの西側の道路沿い、やや窪地になった場所になります。今回の浸水は、排水がしっかり整備されていなかった上に、地形が窪地で、100ミリの大雨の複数の要因が重なったことにあるようです。
駐車場管理規約の免責で補償対象外
今回の浸水での被害ですが、駐車場管理規約で管理者側の免責になるようで、被害は補償されないようです。
第12条 免責
管理者は、駐車場内における車両、その付属装着物又は積載物の盗難、紛失又は毀損については、管理者の故意又は重過失による場合を除き一切責任を負いません。
管理者は、駐車場の利用者が、駐車場の他の利用者もしくはその他の人の行為又は駐車場内に存在する車両又はその付属装着物もしくは積載物等に起因して被った損害、その他駐車場内で発生した管理者の責に帰すべき事由によらない原因に起因して被った損害について責任を負いません。
今回の場合は、管理者の責に帰すべき事由に当たらないようです。排水設備の不備がもしかしたら管理責任に該当しないのかな?と気にはなりますが、今回は該当しないと富士山静岡空港から発表されています。